先日、松風の90周年の記念講演として、藤本順平先生と加治初彦先生による咬合(かみ合わせ)に関する講演を聴いてきました。
春からはじまる藤本研修会主催の大先生の講演とあって、会場はとても熱気に満ちていました。実は、矯正歯科医のための、というサブタイトルがあったのですが、藤本先生は矯正医ではなく米国補綴専門医でいらっしゃるので、とにかく咬み合わせについての理解を深めたいという思いで、参加してまいりました。
内容は、またHPの研修会報告のページにてご紹介するとして、まずは藤本先生の、ダンディな風格あふれるそのお姿に感銘いたしました。端的に述べますと、中心位(という、一つの下のあごの位置)がいかに大事かということなのですが、これがなかなかまだ十分に理解されていないというお話でした。それと、またちょっとだけ申しますと、、
8020運動をご存知ですか?80歳で20本歯を残そうという運動ですが、それが功を奏してか、最新の統計では80歳で14本まで増えてきたということです!よい知らせです。それと同時に、我々の仕事の内容もその変化に対応していかなければいけない、とも受け取れます。
では続きはまた。(歯科医師 生澤)