こんにちは。衛生士の高野です。
最近、若い年齢の方のむし歯が少なく、治療している歯も少ないな・・・と感じていた矢先、12歳の永久歯のむし歯本数が1人当たりの平均で1本を切った、という記事を見かけました。
文部科学省の平成27年度学校保健統計調査によると前年度より0.1本減少して0.9本となったそうです。調査を開始した昭和59年度は4.75本あったそうですから、かなり減っています。歯科への意識の高まりを感じる結果ですね。
テレビを見ていても、むし歯や歯周病という言葉をよく聞きますし、歯ブラシや歯磨きについてのコマーシャルもよく見かけます。メディアの影響もあるのかもしれません。
ただ、残念ながら、歯科医院はむし歯ができたら行くところ、と思っていらっしゃる方が多いのも現実。むし歯や歯周病を予防するために、歯磨きは最も大切ですが、定期的に歯科医院で健診をうけて、少しずつついてきてしまうばい菌をクリーニングで取り除くことも重要です。
お口の健康は全身の健康にもつながっています。予防の為にも、健診をお勧めします!