こんにちは、歯科衛生士の武蔵です。
10月24・25日と二日間、SDAジャパン代表竹内泰子先生による歯周インフェクションコントロールセミナーに参加してきました。
新卒で経験も知識も少ないまま社会人になった為積極的にセミナーに参加して一から勉強したいとは思っていたものの、色々あるセミナーの中からどれを選べばいいか分からなかったのですが、先輩衛生士の高野さんも参加したという事でそれならまずはここから行ってみようと思い参加しました。
講師の竹内泰子先生は今も歯科医院で歯科医師をしてらっしゃる先生なのですが自身の実体験をもとに根拠に基づいた話を色々と聞くことが出来ました。講義では、日本は歯周病の正しい知識が普及してないがために海外に比べると歯周病患者が非常に多いという事、しかし歯周病はとてもシンプルな病気でポイントさえつかめば簡単に治るということ、そのためにどのような治療計画をたてていけばいいのか?など、私にとって新しい情報ばかりで本当に一語一語聞き逃してしまうのが惜しいくらいに聞いていて楽しかったです。
ちなみに講義の内容で一番びっくりしたのが歯周病患者が20%のスウェーデンの歯科衛生士の給料が90万円ということです。罹患率20%という結果から、それほど歯科衛生士が重要な役割を担わっているという事が分かりますね。いろんな意味で羨ましいです。
患者さんを指導する立場として知識を持っていることは当たり前ですが、問題はその知識をアップデート(更新)できているかどうかとおっしゃっていました。セミナーに参加する意味として自分の知識を高めるだけではなく今まで来院してくださっている患者様の為に最新の知識を手に入れてそれを実践していくことでよい治療につながるのではないかと感じました。
今回のセミナーの内容を生かして皆様に届けられればと思います。
武蔵