こんにちは。衛生士の高野です。
当院は根管治療（歯の神経の治療）を専門にしているので、他院からのご紹介の方が多く来院されます。
例えば、このような歯。
上のかぶせものが外れてほとんど歯がない状態だったり、根っこの先に膿がたまってしまっていて、抜歯するしかない、と言われてしまった歯。
歯は、親知らずがはえていない状態でも多くの方が28本萌出します。前歯など見えるところでない限り、一本くらい抜歯してもいいかな、と思うこともあるかもしれません。しかし、歯は一本なくなると、噛みあう歯を求めて挺出（ていしゅつ）してきたり、空いたスペースへ倒れてきたりして、噛み合わせがおかしくなってきたりします。
それなら抜いてインプラントを埋入すればいい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。それもよい選択かもしれませんが、定期的なメンテナンスが健全歯以上に必要になります。
やはり、ご自身の歯を残したいという思いにお応えしたい、と、「歯を抜かない、残す」を診療方針のメインに掲げて、院長を筆頭に、スタッフ一同日々努力しております。
このような症状の方、ご自分の歯を残したいとお思いの方のお力になりたいと考えております。
こちらが治療後の写真です。