3日と8月17日

私にとって、3日とは昨年亡くなった祖父の月命日です。

3日に仕事がない場合は、お墓まで行きますが、なかなかタイミングが合わず、いつもは実家の仏壇に手を合わせに行く程度。

私は大のおじいちゃんっ子でした。小さい頃身体が弱く、冬になると手足が氷のように冷えてしまう私を、祖父は毎日のように自分の布団に招き入れて温めてくれていました。いろんなところへ旅行に連れて行ってもらったし、孫の中で一番可愛がってもらっていました。

昨年の4月に老衰で亡くなった時も大泣きし、立ち直れないほどで、毎月3日になっては祖父を思い出して泣いていたのに・・・今月の3日には、何かあった気がするんだけど・・・と月命日であること自体を忘れてしまっていた自分にびっくりでした。どんなに悲しい思い出も、時間と共に少しずつ薄れてゆくものなんですね。いつまでも泣いていてはじいに怒られてしまいますし・・・

生きていれば、今月の17日で92歳。きっとこの先も毎年祖父の年齢を数えて行くと思います。もう会えないけれど、天国でおばあちゃんと仲良く過ごしていて欲しいなと思います。

福本

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