藤本研修会第2回
歯科医師の堀です。
昨日に藤本研修会エンドコースの第二回が行われました。
生澤先生、院長の高橋先生も参加されている根管治療を専門的に学ぶ研修会です。生澤先生による報告はこちらへ
今回は根充、根管治療後の補綴処置といった根幹治療後に良い状態を長く維持していくために大切な処置について、それから再治療について、そして破折や歯の痛みについてといった内容でした。
目に見えない細菌と戦わなければいけない根幹治療において
何よりも大切なコンセプトを第一回と合わせて再確認しました。
その詳細に関しては以下より
その中でもとても興味深かった事は痛みの診断について。
歯の痛みの原因はもちろん、
痛みの原因が本当に歯が原因なのか?ということ
鼻が悪くて歯が痛くなる。(上顎洞炎が原因の歯痛)
これは分かり易い例ですが…
その診断は歯科だけでは判断ができない非常に難しいものもあります。
安易に歯の治療に入ってしまう事の危険性を強く感じました。
自分だけで判断できないものもありますが、専門医に頼るにも広く知識を得て
気付く事ができる診断力を養う事が大切です。
当院ではすでに藤本研修会に参加後も多くの経験を積まれている院長先生、
藤本研修会に参加後、PESCJとさらに研鑽を積まれている生澤先生がいるため、
単独でなくチームとしてこれらの痛みに対応させて頂いております。
気になる痛みがある時は我慢せずにご連絡頂くださいね。