こんにちは。院長の高橋 浩です。
一昨日、私たちの患者さんで、前歯の破折の方がおり、とても難しいケースの患者さんを、コンポジットレジン修復の師匠である高橋登先生に治療して頂くことになりました。とても良い機会でしたので、高橋登先生が実際に修復するところを生澤先生と一緒に横で見学させて頂きました。
先日参加したセミナーを更に詳しく、また細かいところまで説明して頂き、実際の治療では高橋登先生も顕微鏡を使いながらの治療でした。とにかく芸術の域でした。充填、研磨、形成。感動です。
それからクリニックのこだわりがとても凄い。家具、内装ひとつにとっても全て思い入れのあるもの。登先生と、私は同じ師について学んでいました。私たちの師、東京医科歯科大学教授の水口先生はいつも ”常にいいものを見て、芸術的センスを身につけなさい。それは絵でも彫刻でも、音楽でもそうなんだよ。良くないものを何個も見るより、ひとつのいいものを何度も見るほうが向上につながる” そういつも語ってくれていました。歯は審美もしっかりと考えて治療することはもちろんのこと、芸術的なセンスをいつも磨いていくことが臨床にもつながるのだなと感じた一日でした。
登先生御忙しいのに有難うございました。