こんにちは、歯科助手兼、最近たまに受付もしている福本です。ダイレクトボンディングとは何の事?と思った方はこちら!
先日、朝一に急なキャンセルがあり、院長にお願いをして久々に治療をしてもらいました。
と言っても、どこか痛いわけではなく、奥歯の白い詰め物(CR)を剥がして詰め直してもらったんです。金属の被せ物と違い、コンポジットレジンというプラスチックで埋めた箇所は、どうしてもそのプラスチックが劣化するので、歯科医の判断で数年経って劣化した物を交換する事があります。
私の場合、高校生以降に治療をした記憶がないので、下手をすると15年近く経過していることに・・・?
久々に、診療台に座り、患者様の気持ちを体験。麻酔の針は嫌いじゃないですが、それよりも針を刺すときに痛みを感じないようにする予備麻酔(表面麻酔)の方がピリピリして痛かったのに、ビックリです。本来そのおかげで、針の痛みを全く感じないのですが。
長時間の処置でも辛くないように、各ユニットに設置しているテンピュールクッションのおかげで腰は楽でしたが、プラスチックを剥がし、穴を再度埋める段階で体が痛くなってきて・・・一番動いてはいけない、プラスチックを詰め直す作業中にモゾモゾしてしまいました。
普段は、患者様に『大事なところなので動かないで下さい!』とお願いする場面ですが、実際に体験してみると1時間以上も横になったままじっとしているのは結構辛く、バレれない様に少しずつ動いているつもりなのですが、顕微鏡下では、結構な揺れなんです。
わかってはいても、実際に体験すると、患者様は我慢してくれてるんだなと頭が下がります。
普段から、当たり前に行っている治療ですが、たまに患者として自分も体験することで、気付くことや、再発見があり勉強になります。
これからも、患者様に我慢をさせるのではなく、気遣いの出来る治療補助を出来たらいいなと、思えた瞬間でした。
もちろん、詰め直してもらった奥歯は快調です。院長ありがとうございました。まだ、他にもあるので治療宜しくお願いします(笑)