親知らずを移植して・・・その後の経過報告

こんにちは。高野です。

今年5月に移植した親知らずのその後の報告です。

右上の奥歯ですが、記憶にないくらい小さい頃神経の治療をしていたのですが、フィステルというできものができてしまいまして、診察していただいた結果、感染は大きなものになっていました。再治療もお願いしましたが、広がりすぎた感染は除去しきれず、外科処置に頼ることにしてCTをとったところ、頬側の根尖だけでなく口蓋側(うわあご)の根尖も大きく感染している状態で、非常に難しいオペの可能性が高いことが判明。他にもいろいろな理由もあり、散々悩んだ挙句、抜歯して唯一1本生えている左下の親知らずを移植することに決めたのでした。

さて、そのオペから4か月近くが経過しました。感染していたころのずっと抱えていた違和感もすっかり消え、親知らずもしっかりと定着しました。本当に快適!

この歯は残すことができません、抜きましょう、と言われて迷っている方、いらっしゃいませんか?しかしまずは、神経の治療をすることで残せることは少なくありません。私のようなケースや、破折してしまっている場合などは、親知らずを移植するという方法もあるのです。

なんとか神経を残したい、歯を残す方法はないか、と院長をはじめ、スタッフ全員で考えております。ぜひご相談ください。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。